建築現場で大活躍のこちら。
クロスの下にある、石こうボードです。
天井や壁にぴったりしっかり施工されています。
この石こうボードについて学ぶ機会があったので
復習がてらご紹介します。
ひとことで言うと、「石こうボード、すごい!」です。
このブログを読み終えた後、私と同じことを言っていただきたい。笑
実はこれ、重いんです。
厚さ9.5㎜や12.5㎜など、いろいろありますが
9.5㎜厚・910×1820㎜(だいたい畳1枚のサイズ)で10㎏越えです。
下の写真なんかもう、めちゃ重い。
それを天井やら壁やら…大工さんすごい。
なんでそんなに重いわけ?というと
なんと1枚あたり約3㎏の水分が含まれているからなんだとか!
(だんだんTVショッピングみたいになってきました。笑)
石こうボードって写真のように
紙+石膏+紙
でできています。(ほぼです。)
実は石膏の約20%が水分が結晶化したものなんだそうです。
さらに石膏自体は燃えないし、
高温にさらされると水蒸気になって放出されるので
温度の上昇を遅らせ、伝熱を防止するバリアになります。
そのため防火材として認定されている、ということでした。
(防火の程度は商品によって異なります。)
す、すごい。
ちなみに、今回吉野石膏さんで勉強させていただいたのですが、
(石こうボードと言ったら…的な超大手です。)
なんと吉野石膏さんは南陽市吉野での石膏採掘からスタートされているという!
南陽市民ならみーんな知っている、という!
(私は知りませんでした。大変申し訳ございません。by南陽市民)
鼻高々ですね。(どの口がいう。)
「すごっ。」と言っていただけたでしょうか?
ちなみにちなみに、
石膏って他にもたくさん使われていて
陶磁器、ギプス、美術室のヴィーナス、白線…
(この辺は、はいはいって感じですよね。)
それから豆腐、ビール、アイスにも添加物としてご活躍中。
(なんと、まあ。)
以上、お付き合いいただきありがとうございました(^^)/