私はSさま邸で初めて
断熱材「セルローズファイバー」なるものを見せていただきました。
天然の木質繊維で、実際は細かくした新聞紙のように見えます。
断熱性能はもちろん、防火・防音性も高く、
湿気を吸ってくれるため結露やカビ予防にも繋がる優れものなのだそう!
Sさま邸は性能の高さと「低炭素住宅」の認定を受けるべく、
セルローズファイバーの使用を決めたそうです。
(※低炭素住宅の認定には他にも条件がございます。)
先日、床面への吹き込みを見学させていただきました。
ぎっしり断熱材を積んだトラックが到着。
こちらの透湿防水シートを、
大引き(床を支えるメインの部分で約90cm間隔で並べられます)に
このようにハコ型にしてきっちりと止めていきます。
いよいよホースを通ってセルローズファイバーが。
ホースの先が入るだけの切れ込みを入れ、
ハコ型になったシートの中に充填していきます。
これを床・壁・天井すべてに施工します。
この日は床のみを先に施工しました。
こちらの断熱方法は全体的に見れば件数は少ないものの、
エコな素材であることやその性能などから
以前から注目され、じわじわと広まりつつあるとのこと。
施主様ご感想も含めて今後もレポートしていきます(^^)/